対象OS:Windows Vista/Windows 7/Windows 8/Windows 8.1/Windows 10/Windows Server 2008
ベンダーから購入したPCには、プレインストールされたWindows OSのプロダクトキーが本体にシールで貼られていることが多く、それを見ればプロダクトキーが分かる。しかし、Windows OSの市販パッケージを購入してインストールしたり、MSDNサブスクリプションなどで導入したりした場合、プロダクトキーが分からなくなることがある。
不具合が発生してWindows OSを再インストールしたり、テスト環境の再構築が必要になったりした際、利用していたプロダクトキーが分からないと、別のプロダクトキーを使うことになり、無駄にライセンスを消費してしまう。
プロダクトキーはWindows OS標準ツールでは表示できないWindows Meまでは、レジストリにプロダクトキーがそのまま記録されていたため、レジストリエディターで簡単に調べられた。しかしWindows 2000以降、プロダクトキーはレジストリに記録されなくなり、Windows OSの標準ツールでも調べられなくなっている*1。
これに対し、プロダクトキーを表示するフリーソフトウエアのツールがいくつか提供されている。今回はそうしたフリーソフトウエアの中から、RJL Softwareの「Windows Product Key Viewer」を紹介する。
*1 TIPS「Windows OSのライセンス認証の猶予期間を延長する」で紹介しているように、コマンドプロンプトを開いて「slmgr -dli」「slmgr -dlv」というコマンドラインを実行すれば、プロダクトキーの一部(最後の5桁)だけは表示される(キー全体の値は分からない)。
RJL Softwareの「Windows Product Key Viewer」は、ダウンロードページからインストールパッケージ(winproductkey.zip:391Kbytes)を適当なフォルダーにダウンロードして、ZIP形式のアーカイブを展開するだけで、実行ファイル「winproductkey.exe」が得られる。原稿執筆時点のバージョンは、1.07である。
winproductkey.exeを実行すれば、[Windows Product Key]欄にプロダクトキーが表示される。ただ、表示の一部が日本語に対応しておらず、[Registered User(登録ユーザー)][Registered Org(登録組織)]などの欄で、日本語の文字が化けてしまう。
Windows Product Key Viewerの実行画面フロッピーディスクを模したアイコン((2))をクリックすると、プロダクトキーを含む全データをテキスト形式で保存できる。その際、日本語は文字化けせず、正しいデータが保存される。
[A]
Windows Product Key Viewerのデータ保存結果Windows Product Key Viewerは、プロダクトキーを簡単に調べられる便利なツールだが、一方でプロダクトキーを盗むためのツールとしても利用される危険性がある。そのためプロダクトキーを調べる際は、USBメモリにWindows Product Key Viewerをコピーするなどして、調査したコンピューターに実行ファイルを置いたままにしない方がよいだろう。
Windows Vista以降、ボリュームライセンスで利用されるプロダクトキーは「Multiple Activation Keys(MAK)」に変わった(詳細は右上の関連記事を参照)。残念ながらWindows Product Key Viewerは、このMAKを正常に読み出せない。このとき、プロダクトキーの欄には「BBBBB-BBBBB-BBBBB-BBBBB-BBBBB」という意味のないキーが表示される。
ボリュームライセンスのWindowsでプロダクトキーが表示されない例■関連リンク
■更新履歴
【2015/08/31】最新情報を反映しました。
【2009/07/10】初版公開。
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